チームとしてお客様のシステム開発に携わっている中で、チームメンバーの遅れのカバーや不明点のフォローなどをしつつ、自身の担当分の仕事も進めている形になります。お客様のシステム開発でお客様の「実現したいこと」を明示的に文章化して開発チームとの間で齟齬が出ないようにする、実際にプログラムを作成する、作ったプログラムが予想通りに動くかテストする、といったところが担当範囲になります。
難しいと思うことが振られることもありますね。あまり具体例にできるところがないですが、これまでに経験してこなかったプログラム言語、使ったことのないフレームワーク、初めて使うWebサービスなど、新しいお客様と仕事する際は毎回といっていいほど新しいことに直面するので、そういった意味では仕事を始める時が一番難しいと思うとき、という回答になります。
自分の力で調べてもできないこと、やり方を考えても思いつかなかった部分、不具合が出ているけれど再現方法が分からないところなどが解消したときですね。
仕事の話、というとどうしても暗い雰囲気になってしまうことが多いのですが、私は意識して「明るく会話しよう」としています。ミスや遅れがあっても怒ったからといって挽回できるものではないですからね。それよりも雰囲気よく保つことのほうが重要で、メンバーのやる気を維持することのほうがこの先の生産性や仕事に対する意識は高くなっていくと考えています。
分からないところは理解できるよう解説・フォローし、仕事が自分で進められるようにサポートします。一緒に現場で働いているメンバー達には「私が忙しそうな顔をしていても不明点が出たらその場で質問するように」と指示を出しています。プログラム未経験の方でも、入社初期の研修などである程度プログラムの基礎的な部分はカバーできると考えています。実際に文系の方も活躍されている先輩もたくさんいらっしゃいます。「わからない」と思ったことをできるだけ早くに伝えていただけたらうれしいかなと思います。
業務では「わからないこと」について会話する機会が特別多いです。それは入社一年目でも、私のようなエンジニアであっても同じです。むしろわからないことは多くなっているかもしれないくらいです。「自分が知らないこと、わからないことを自分の言葉で表現できること」が強い武器になりますので、「モヤモヤしているけど言語化できないこと」をなんとか自分の言葉で表現できるようになってもらえると、仕事を進める上で役立つのではないかなと思います。クオーマは大きな会社ではないので、未経験とはいえ全くやる気のなく向上心のない方が入社されても、フォローしきれない実情があります。しかし、できないことをできるようにする力を持っている方、自分の力を伸ばしていこうと考えている方に対しては上司から適切なフォローが受けられるため、技術力を向上させたい目的意識の強い方は大歓迎です。