CROSSTALK

[情報系TALK]

情報系は「形のないもの」に関わる
プログラムを作る仕事。
お客様やプロジェクトメンバーとの
コミュニケーションも重要です。

TALK MEMBER

U.T.さん(マネージャー) N.T.さん(3年目) W.Y.さん(2年目) U.H.さん(1年目)

笑顔で集まるスタッフ

入社1年目から責任者まで、現在情報系で様々なプロジェクトに関わりながらキャリアを積んでいるみなさんに、情報系の業務内容や仕事のやりがい、現場でのサポート体制などについてお聞きしました。

Q.
情報系の仕事・普段の業務内容などについて教えていただけますか?
Uさん

U.T.さん
(マネージャー)

僕ら情報系の仕事内容をすごく簡単に言うと、制御系が車の部品やエンジンなど「形のあるもの(ハード)」の制御プログラムを作るのに対して、企業の人事管理システムや金利管理システムなど、「形のないもの(ソフト)」に関するプログラムを作っているのが情報系の仕事ですね。スマホのアプリ開発なども情報系の管轄になります。
今僕が関わっているのは、お客様の会社で現在稼働しているシステムをリニューアルしたいというプロジェクトです。現状はまだ準備段階で、旧システムがどうやって動いているかを調べたり、どうしたらもっと使いやすくなるかをお客様と一緒に考えたり、必要な書類を揃えたりしています。僕らはプログラマーではなく、あくまで「システムエンジニア」なので、プログラムコードを書くだけではなく、コミュニケーションや設計なども重要な業務になりますね。
今のプロジェクトはN.T.さんも同じチームメンバーなので、一緒に現場に入って業務にあたっています。

現在のプロジェクトでは、クオーマからはマネージャーのU.T.、僕、新人の後輩の3人が出向して、現場でクライアントや他社の方々と一緒に仕事しています。このプロジェクトから初めて自分の下に新人が入ったので、新人指導やサポート業務もしていますね。
人によって配属される現場は様々ですが、僕は特に自動車関係の案件に関わることが多くて、入社以来ずっと自動車が取得した情報を活用するサービスのシステム開発などに携わっています。

Nさん

N.T.さん
(3年目)

Wさん

W.Y.さん
(2年目)

僕も現在は新たに始動する自動車関係のプロジェクトについて、調査したり書類を整えたりといったシステム開発のための下準備をしています。一口に自動車関係の仕事といっても、カーナビのシステム開発に関わる案件から、紙で行っていた部品管理をデジタルデータでの管理に切り替えるといった案件まで、本当に多種多様なプロジェクトがあります。

僕のチームは、自動車の車載器から送られてくるドライブレコーダの映像を分析したり、データベースに登録したりするシステムを改良しています。僕の担当はプログラミングとテスト工程で、管理システムのようなものを作っていますね。まだ入社1年目なのでわからないことも多く、毎日仕事をしながら学ぶことばかりです。

Uさん

U.H.さん
(1年目)

仕事について語るスタッフ
仕事について語るスタッフ
Q.
仕事で感じる楽しさややりがい、大変だなと感じることなどを教えていただけますか?
Nさん

N.T.さん
(3年目)

新人指導やサポートは、初めての経験なので大変なことも多いのですが、今は教える楽しさや一緒にシステムを作っていく楽しさ、後輩がどんどん成長していく姿に喜びを感じています。
もう少し効率よく業務を進めて時間をつくって、もっと手厚い新人指導ができるようにしたいなと思うのですが…なかなか思うようにいかず、現状は自身の能力アップが課題になっています。

僕は、プログラムのコードを書いている時が一番楽しいですね。プログラムコードの中でも細かい部分はエンジニアの力量次第なので、自分で考えながら創意工夫できるところに面白みを感じています。
入社2年目で、まだまだ知らないことも多いので、新しい知識を吸収したり経験を積み重ねたりしながら、自分自身が成長するのを実感できるところにやりがいを感じています。特に前任者のプログラムコードを読み解く力や、わかりやすく資料を作る力は、この2年の間に鍛えられたかなと思います。
業務で大変なのは…時々「誰も知らないことがある」ってことですかね(笑)。チームメンバーでも誰一人知らないっていうことが結構あって、何も手掛かりもないまま手探りで調べなくてはいけない時などは、時間も手間もかかるのですごく苦労します。

Wさん

W.Y.さん
(2年目)

Uさん

U.H.さん
(1年目)

僕も、自分の成長を実感できた時はすごく嬉しいです。僕は新卒で入社したので、現場に入って間もない頃はソースコードが全然わからなくてプログラミングも全くできませんでしたが、試行錯誤を繰り返していくうちに、書けなかったコードが少しずつ書けるようになり、プログラムも組めるようになりました。エラーが発生した時なども、自分の力で解決できると本当に嬉しいですね。
逆に、自分が書いたコードでエラーが発生してしまった時はすごく凹みます。エラー表示もエラーを解決するためのサイトも全部英語表記だったりするし…本当に大変です(笑)。でもそういう失敗を乗り越えられた時は、自分がひと回り成長したような気持ちになります。
最近の悩みは、自分の作業時間を予測するのが難しいことですね。3~4日で終わるかなと思って上司に報告した作業が全然終わらなくて、作業時間をオーバーしてしまったということもあったので、今後改善していきたいです。

僕もUさんと同じで「これ何時間くらいでできる?」と聞かれて答えた時間が予測通りにいかないとか…もうそんなのばっかりですよ(笑)。でも最近になって普段の業務にも慣れて、自分が作業にかかる時間がこれくらいで、その他にかかる時間がこのくらい、と言う感覚が掴めるようになってきた気がします。2年目になってようやく身についてきた感じですね。

Wさん

W.Y.さん
(2年目)

Nさん

N.T.さん
(3年目)

入社3年目ですが、僕もいまだに全然です(笑)。お客様から「これくらいでできますよね?」と言われた作業時間を何とかなるだろうと受けてしまって、実際作業してみたら全然時間が足りなかったとか…本当、作業見積の甘さを反省しました。

責任者の立場からの話になるんですが、個人的には入社してから1年目、2年目…と、それぞれのロードマップのような「成長目安」のイメージがありますね。
例えば1年目の上田さんなら、「与えた仕事がきちんとできること」、あとはプラスアルファで「作業時間を“できるだけ”読めるようになること」。これはもちろん可能な範囲で構いません。U.H.さんはすでに作業時間を意識しているようなので、大丈夫だと思いますよ。
それから2~3年目になってくると、今度はある程度自分の仕事をカレンダーに当てはめて「この仕事はいつまでに終わるか」「次のタスクは何か」を頭の中で組み上げていって、予定通り業務完了できる、というところまでのイメージを持ってほしいですね。あとは上司だけでなくお客様や他のチームメンバーにもきちんと順序だてて説明・質問できる、というのがこの時期の目標地点かなと思います。W.Y.さんは順調にクリアできていると思いますし、N.T.さんのようにもう一段階ステップアップした立場では、任されることが増えた分、悩みも増えて当然だと思います。
作業時間の見積が難しいということをみなさん話されていたんですが、予想外のトラブルが起きて計画通り進まない、どうしても時間がかかってしまうというのはよくあることなので…(笑)。もちろん自分の作業ペースを把握して作業時間を読めるようになることは大切なのですが、僕はあまりそこに囚われすぎなくてもいいのかなって気がします。
ここにいる3人は、みなさん大学では別の分野を勉強していて、プログラミング経験ゼロからのスタートでした。でも今まで悩みながら迷いながらでもやってこられたということは、学んだことを吸収して、伸びる力がある人たちだと思っています。みなさんすごく頑張っているし、順調に成長していますよ。

Uさん

U.T.さん
(マネージャー)

仕事について語るスタッフ
仕事について語るスタッフ