CROSSTALK

[新人TALK]

入社前の準備期間、
他社との合同新人研修、配属後の初仕事…
当時学んだことが、現在の仕事に活きています。

TALK MEMBER

M. K.さん(制御系2年目) W. Y.さん(情報系2年目) U. H.さん(情報系1年目)

笑顔で集まるスタッフ

入社1~2年目の若手社員に、内定取得後から入社までの準備、新人研修の具体的な内容、
そして配属直後の思い出やエピソードなど、当時の様子を思い出しながら振り返っていただきました。

Q.
内定から入社までの流れや、入社前に準備していたことなどを教えていただけますか?
U.H.さん

U.H.さん
(情報系1年目)

僕は大学4年の4月に内定をいただきました。それからしばらくの間は卒業研究に向けた課題などに取り組んでいましたが、社長からC言語やJavaに触れておくといいよ、というアドバイスをいただいたので、少しだけですがC言語の基礎的な勉強もしていました。
その後、懇親会で情報系への配属が決まり、いくつかの課題と基本情報技術者の資格を取るための対策本をいただきました。対策本はある程度勉強しておくようにとのことだったので、完璧とまではいきませんが自分で問題を解いて、間違えた箇所は解説を見て…という勉強をしていましたね。入社後の技術者研修ではその対策本での勉強が役に立ち、気持ち的にも楽になりました。

僕も内定後の流れはU. H.さんとほぼ同じで、会社から基本情報技術者の本を何冊かいただいて予習をしました。あとは、大学では違う分野を専攻していたので、個人的にも少し準備して研修に臨みました。入社前に技術者として必要な情報や知識を少しは持っていたので、研修での理解もスムーズだった気がします。

W.Y.さん

W.Y.さん
(情報系2年目)

M.K.さん

M.K.さん
(制御系2年目)

僕は当時大学院の修士課程で早期修了が決まっていたんですが、内定をいただいたのが1年生の12月で…(笑)。そこから修士論文を仕上げないといけないのと、それを図書館に所蔵するための書き直しをしなくてはいけないのとで、もうスケジュールがいっぱいいっぱいでした。実は、会社からいただいた基本情報技術者の本も、アルゴリズムとかプログラミングの考え方とか、入門編のさらに入門編みたいなのを齧ったくらいでタイムアップになってしまいましたったんですよね。焦りましたが、何とか頑張って無事修士課程を修了し、入社することができました(笑)。
配属先は、僕は就職活動中から東京勤務希望だったので、配属先は早くから決まっていましたね。

仕事について語るスタッフ
仕事について語るスタッフ
Q.
入社後の新人向け技術者研修について教えていただけますか?
U.H.さん

U.H.さん
(情報系1年目)

これはたぶん、入社1年目の僕が一番よく覚えていますね(笑)。
研修期間は4月から約3カ月間、別の会社に出向して他社の新入社員の方と一緒に受講する合同研修でした。期間中はプログラミングの学校に通っているようなイメージで、エンジニアとしての基礎を学べる専門的な講義や、自分で作ったプログラムを実際に動かしてみる、といった演習があります。
研修の終盤では、他社の方々とチームを組んでひとつのシステムを作り上げる、より実践的な演習があります。設計が難しいとかプログラムが上手く動かないとかとか…大変ですが、チームのみんなと頑張って協力し合えば乗り越えられるし、自分たちの力でやり遂げたという達成感もあります。期間中は覚えることが多くて大変ではありますが、プログラミングの経験がない人でも基礎能力が身につけられる、実のある新人研修だったと思います。

制御系も情報系も勉強する内容が違うだけで、講義や演習といった研修プログラムの流れは同じだと思います。他社の新入社員の方々も、自分と同じ未経験からのスタートの人がたくさんいて、みんなわからないなりに相談したり意見を交換し合ったり、試行錯誤しながら進めていましたね。自分たちで考えてわからないことは講師に聞いて相談できる環境だったのもよかったと思います。
新人研修はチームの仲間との交流や情報共有、講師に現状の問題を伝えて指示を仰ぐなど、現場で必要になるコミュニケーション能力を磨く場にもなると思います。きちんと現状を把握し、相談しながら仕事を進められる力があれば、配属先の現場でも十分やっていけると思います。

W.Y.さん

W.Y.さん
(情報系2年目)

M.K.さん

M.K.さん
(制御系2年目)

僕は制御系の研修だったので、情報系とは違って「ランプが点灯する」とか「オルゴールが鳴る」とか、実際に『モノが動く』ので、情報系よりは比較的わかりやすい実習でした。自分が作ったものが目の前で動いてくれるので達成感もあり、楽しかったですね。
他の2人が話されたように、研修では他社の方とチームを組んで課題を進めるのですが、配属後の現場での、あまり話をしたことがない他社の方とのやり取りや、一緒に作業を進めていくときなどの練習になった気がします。

Q.
研修終了、配属されてからの業務について教えていただけますか?
M.K.さん

M.K.さん
(制御系2年目)

僕の場合、現場に入ってすぐに「じゃあ、この仕事お願いします」って感じで、いきなり業務がスタートしました(笑)。でも、OJT体制で先輩と一緒に進められるので不安はありませんでしたね。実際に任される仕事も、新入社員にもできそうな業務を振り分けられますし、足りないところはリーダーや先輩社員がサポートしてくれるので、心配しなくても大丈夫です。
最初に行った現場はすごくコミュニケーションがとりやすくて、リーダーやOJTの先輩だけでなく、現場にいる他の方たちがいつも気にかけてくれていて、ちょっと作業に詰まっていると「新卒何か困ってることある?」みたいな感じで(笑)どんどん話しかけてアドバイスしてくれました。面倒見の良い先輩社員がたくさんいて、すごくいい雰囲気の職場だなって思いましたね。

僕の場合、最初に関わったプロジェクトは2カ月ほどの小規模な案件で、少人数でリーダーもクオーマの先輩社員でした。リーダーの作業指示が細かく丁寧で、質問や相談もしやすかったので、新入社員にしてはとてもスムーズに進められた方だと思います。
最初の現場で、何となくではありますが仕事の流れや進め方を覚えることができたので、次の現場ではそれを活かして業務にあたることができました。結果的に、良い感じで段階を踏んでステップアップできた気がします。

W.Y.さん

W.Y.さん
(情報系2年目)

U.H.さん

U.H.さん
(情報系1年目)

僕は研修にすごく手応えを感じていて、「この調子で現場でも頑張るぞ!」と思っていたんですが…もう入った途端びっくりするくらいわからないことだらけで(笑)。知らない用語が飛び交っていたり、研修で勉強していない課題を与えられたりで…上司や先輩方にサポートしてもらってなんとか乗り越えられたという感じです(笑)。
でも、研修で学んだことが役に立っていないかと言えばそんなことは全くなくて、現在の実務でも使っているjava言語などは、研修で基礎を学んでいなければ、たぶん手も足も出ませんでした。それだけでも研修を受講したことには大きな意義があったと思います。
今はまだ自分の力不足を感じることも少なくありませんが、以前はわからなかった用語が理解できるようになったり1人で書けるソースコードが少しずつ増えてきたり…少しずつできることが増えて、自分の力になっていくのを感じています。

Q.
これから入社する新入社員のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
M.K.さん

M.K.さん
(制御系2年目)

是非、東京勤務にチャレンジしてほしいですね。現在クオーマには約30名の社員がいるんですが、東京オフィスはまだ数名しかいなくて(笑)。僕は今クオーマからは1人で出向して、たくさんの協力会社の方々と一緒にプロジェクトを進めています。もちろんプレッシャーもありますが、それを上回るやりがいのある仕事です。東京で一緒に仕事しましょう!

この業界の仕事は、他業種と比べて覚えなくてはいけないことが多くて大変なことも多いと思います。でも、次々に生まれる新しい知識や技術を追求・吸収し、成長し続けられる職種でもあります。是非、好奇心と情熱を持って入社してもらいたいですね。

W.Y.さん

W.Y.さん
(情報系2年目)

U.H.さん

U.H.さん
(情報系1年目)

最初はわからないことだらけでも、少しずつ仕事に慣れて経験を積み重ねていくことで成長することができます。周りには頼りになる上司や先輩方もたくさんいます。未経験でも構いませんので、この業界に挑戦してみたいという熱意のある方は一緒に頑張りましょう!

仕事について語るスタッフ
仕事について語るスタッフ