社員インタビュー

私は大学卒業後、20代後半までアルバイトを続けていました。30歳が近づくにつれ、「正社員として就職して手に職をつけたい」と考えるようになり、目を付けたのがIT業界です。これからの時代はITがさらに発展していくはずですし、ぜひこの分野で活躍したいと考えていたところ、転職サイトで見つけたのがクオーマでした。ただ、ITに関する専門知識はまったくなく、パソコンを触れる程度のスキルしかありません。そのため、求人募集に「経験不問」と書かれていたのも当社を志望した大きな理由の一つでした。

現在担当しているのは、車載用システムのドライバー開発です。分かりやすく言うと、車に搭載されたカーナビのデータをやり取りするソフトを作っているようなイメージですね。過去に開発されたものを元に、ハードウェアのサイズ変更などに対応するため、仕様をカスタマイズしていく差分開発の業務を中心に行っています。

今取り組んでいる業務では、仕様書を自ら作成し、実機を動かしてテストを行います。やはり、開発業務に携わっている実感を持てること、これは何よりのやりがいになります。今までで特に印象に残っているのは、実機を使ってテストを行った際、お客様から「仕事を覚えるのが早い」と褒めていただけたこと。ユニットテストの仕様書を作成した時には、一緒に作業をしているメンバーのなかでも「一番詳しい」と高い評価を受け、別のメンバーが作った仕様書を「レビュー者の立場でチェックしてほしい」と依頼され、自信につながりました。

仕事をするうえで大切にしているのは、当たり前のことではありますが、丁寧に仕事をするということ。また、この仕事では新しい技術、学ぶべきことに終わりはありません。だからこそ、分からない部分はそのままにせず、必ず確認をする。こうした小さな積み重ねが精度の高い仕事となり、お客様からの信頼や評価につながってくるのだと思っています。

当社の先輩は、基本的にみんな優しい人たちばかりです。ギスギスした感じはまったくありません。最近は新型コロナの影響で開催できていませんが、年に1回秋頃になるとBBQを行うのが恒例行事で、社長が高級なお肉を振る舞ってくれます。おいしいお肉が食べ放題ということもあって、楽しみにしている社員も多いですね。年末に開かれる忘年会では、豪華賞品が当たるビンゴ大会もありますし、和気あいあいとした楽しい会社だと思いますよ。

今後の目標は、まずは目の前のプロジェクトを大きなミスすることなく着実に遂行していくこと。そして、少しずつ業務の幅を広げながら、開発の経験や知識を蓄えていきたいです。3年後までには、ある程度の設計を自ら行えるようなスキルを身に付け、ゆくゆくはチームのメンバーから頼りにされるような存在に成長していきたいと思います。